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今日 - 合計 - キテレツ大百科 超時空すごろくの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時00分59秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2012/03/01(木) 18 32 27 更新日:2024/02/14 Wed 23 37 39NEW! 所要時間:約 4 分で読めるだす ▽タグ一覧 ろくでなしBLUES オカルト研究会 キテレツ大百科 スネ夫 ダメ人間 トラブルメーカー ビン底メガネ ベン・ゾー ポンコツ リア充 主人公より先に立った項目 勉三さん 大学生 学ラン 山形県 山本耕史 愛すべきバカ 浪人生 甚六「……」 経済学部 老け顔 肝付兼太 苅野勉三 茨城県 貧乏 高尾大学 ワスは誰だス? 何言ってるの! 苅野勉三だよ! そうナリ! 大学に6回落ちた勉三さんナリ! 勉三さん CV.肝付兼太 キテレツ大百科に登場するキャラクター。 本名は「苅野勉三(かりの べんぞう)」。山形県出身の25才。 東北訛りの喋り方で、常に敬語。一人称は「ワス」で語尾に「~だす」とつける。 キテレツ家の隣のボロ家に住む浪人生。 高尾大学経済学部に入学する為に上京したが、6浪している苦労人。 貧乏な為、勉強する傍らアルバイトもしている。 が、毎回尋常じゃないミスをしてクビになる為、様々なアルバイトを経験している。 学ランが普段着であり、服のセンスは皆無。 分厚いビン底メガネをかけ、無精髭が生えている。 メガネの下は藤子メガネキャラクターおなじみの3ではなく、とてもつぶらな綺麗な瞳。 趣味は酒、パチンコ、笛、編み物。 性格は純朴で、頼りないが心優しい青年。 極端な程に心配性なのが欠点。 キテレツやコロ助と関わる事も多いが、トラブルの原因にもなっている。 にもかかわらず、嫌われてなくむしろ好かれている。 意外と博識な為、頼りにされる事もある。 ドラえもんの作風に馴れてると、少年少女がメインの中、彼らと共に積極的に事件に巻き込まれていく彼のような大人のキャラクターは中々新鮮に見えるだろう。 上原君子(アニメでは上原友紀)という顔良し・性格良し・スタイル良し・高学歴・高収入(アニメでは客室乗務員になる)の五拍子揃った彼女がいる。 当初は嫌われていたが段々と勉三さんの優しい一面に惹かれ、交際が始まった。 キテレツの発明を利用したのは秘密ナリ 中盤にて、念願の運転免許を取得。 赤色のオンボロ車(ミニクーパー)を手に入れた。 しかし、運転は巧くない。 まず車が必ず雨漏りしてしまう。 頻繁にオーバーヒートし、坂道に止めるだけでエンストする。 ハンドルを握ると性格が変わるスピード狂であり、横断歩道や歩道橋まで走ってしまう。 が、次第に運転に慣れていき、現在は安全運転を心掛けている。 浪人生のイメージが強いが、7回目の受験にて念願の高尾大学経済学部に合格。 無事に大学生になったが、相変わらず貧乏である。 当初はオカルト研究会に所属していたが、辞めてしまった。 勉強も真面目にしておらず、レポートは提出期限ギリギリまで放置し、試験には落第する有様である。 ちなみにアニメで大学合格が決まったのは79話。つまり全331話のうち大半は現役大学生として過ごしているのである。 それでも勉三さんと言えば浪人生、浪人生と言えば勉三さんを思い浮かべてしまうのはやはり6浪というインパクトの強さか。 アニメでは顔がそっくりの母親(CV.花沢さん→カレーパンマン)が登場した。 いかにも古風な母親だが、息子思いで元気溢れるパワフルな人。 NHKで放送された実写ドラマでは、山本耕史が勉三さんを演じた。 ちなみにこの勉三さんは東京大学を目指していた。 余談 方言で喋るというのは実は肝付兼太氏のアドリブ。 当初の台本には普通に標準語のセリフが書かれていたが、「この顔で標準語はおかしい」と思ったという。 また山形出身という設定を知らなかったため、初期は茨城弁で演じていた。 ワスの項目の追記・修正お願いするだす △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 声スネ夫だったんだ!!言われるまで気づかなかった… -- 名無しさん (2014-05-16 23 51 05) 最初にある台詞って実際にでてきたの? -- 名無しさん (2014-05-16 23 52 30) 原作ではキテレツを昔よくピクニックに連れて行ってくれた人だそうな。 -- 名無しさん (2014-05-16 23 54 18) 「弁蔵」だと長らく思っていました。 -- 名無しさん (2014-05-17 14 34 18) ↑4 いま気が付いた(笑) -- 名無しさん (2014-08-03 02 00 36) そういえば「ドラえもん」では勉三さんポジションのキャラっていないよね -- 名無しさん (2014-08-03 02 04 04) 初期は普通にしゃべっていたんだけどどんどん訛りが出てきたな。 -- 名無しさん (2014-08-03 08 56 03) プルル…プルル… ピッ「キ、キテレツー!た、助けてナリ!べ、勉三さんが!勉三さんがワガハイを!ああああぁ!」プツッ… ツー…ツー… -- 名無しさん (2014-08-03 15 20 36) 個人的にはキテレツのいつものメンバーとして扱っていいほど目立って印象深い人だと思う。ていうか合格してたのか・・・ -- 名無しさん (2014-08-04 00 01 07) SFCのドラえもんのゲームに友情出演してたな、時の宝玉だったか -- 名無しさん (2014-09-03 00 23 46) 彼に限らず、キテレツ大百科の男性陣はみんなリア充。 -- 名無しさん (2015-04-06 16 50 10) それよりこの時点でキテレツ大百科のキャラで記事があるのがこの人だけなんだよな -- 名無しさん (2015-04-06 17 17 47) 昔は声優のアドリブで方言キャラになる事がたまにあったよね。DBのヤジロべーとか -- 名無しさん (2015-04-06 17 31 56) DBのヤジロベーはキャラ付け差別化の意味合いもあったしな -- 名無しさん (2015-05-18 21 07 57) 勉三のなかあったかいなり -- 名無しさん (2015-09-20 15 14 40) ⬆4 -- 名無しさん (2016-03-13 06 48 59) ⬆誤送信 初代トランスフォーマーのホイルジャックも中の人の出身地にあわせて途中から関西弁混じりになりました。 -- 名無しさん (2016-03-13 06 50 32) 確かワールドトリガーのキャラのウェン・ソーの名前の元ネタ -- 名無しさん (2016-09-27 21 27 38) 大好きだったよ! -- 名無しさん (2016-10-24 21 16 22) 何気に逃げ延びた平家の子孫っぽい描写あるんだよな -- 名無しさん (2018-06-13 11 46 43) うろ覚えだが、キテレツ大百科(原本)を盗んだ人物が眼鏡を外した勉三さんっぽいと思ったな。的外れだったらすまん -- 名無しさん (2021-01-03 20 11 29) しっかり気飾れば意外と悪くないどころかいい男の部類だとは思う -- 名無しさん (2021-01-08 16 12 04) ハンドルを握ると性格が変わるスピード狂←勉三さん!?まさかの設定 -- 名無しさん (2021-12-09 20 06 30) うわぁ・・・べんぞうさんの中・・すごくあったかいナリ・・・ -- KろすK (2023-03-04 13 19 17) 原作では別になまってないんだよね -- 名無しさん (2023-07-09 21 55 39) 名前 コメント
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キテレツ大百科 超時空すごろく 【きてれつだいひゃっか ちょうじくうすごろく】 ジャンル ボードゲーム 対応機種 スーパーファミコン 発売元 ビデオシステム 開発元 フィルインカフェ 発売日 1995年1月27日 定価 9,167円(税3%込) プレイ人数 1-5人 判定 クソゲー ポイント 戦略性ゼロ、ただのすごろく原作要素も皆無 藤子不二雄シリーズ 概要 システム 問題点 評価点 総評 余談 概要 藤子・F・不二雄原作のアニメ『キテレツ大百科(*1)』を題材にしたすごろくゲーム。 ゲーム内では語られないが、(おそらく)「航時機(*2)」を使って訪れた様々な時代でキテレツ達がすごろくを繰り広げるという設定のパーティーゲームである。 システム ルーレット(出目は1~6)を回して出た目だけマスを進んでいくオーソドックスなすごろく。 止まったマスの色によって受ける効果が異なる。青いマスは「ポイント(*3)」が貰え、赤いマスはイベントが起こり、黄色いマスはアイテムが1つ貰える。紫の魔法陣は後ろに戻され、緑の魔法陣は先にワープする。 アイテムを使うと、特定のマスだけ進めたり、ポイントやうんのよさを上げたり、他のプレイヤーをワープさせたりできる。 複数のキャラが同じマスに止まるとミニゲームが発生、勝つとポイントを貰える他、相手のアイテムを1つ奪える。 途中の「ふういんマス」というチェックポイントに最初に着いたプレイヤーは「ときのかぎ」を貰える。 「ときのかぎ」を持ったプレイヤーが誰か1人ゴールに辿り着くとゲーム終了(ぴったり止まる必要がある)。それまでに得たポイントが高い順に順位が決まる。 最初にゴールするとボーナスポイントが貰える他、アイテム所持数等によってもポイントが加算される。 その他「たいりょく(0になると数ターン動けなくなる)」「うんのよさ」などのパラメーターが存在する。 使用可能キャラはコロ助(*4)・キテレツ・みよちゃん・トンガリ・ブタゴリラの5人(*5)。CPUを含めて5人まで同時にプレイできる。 ステージは「げんし きょうりゅう じだい」「こだいぶんめい じだい」「にほんむかしばなし じだい」「せんごくえど じだい」「ちゅうせい ヨーロッパ じだい」「さんぎょうかくめい じだい」「げんだい にほん じだい」の7つ。 問題点 サイコロを転がすだけの運ゲー 基本的にサイコロを転がしてイベントを消化するだけで、プレイヤーが介入できる要素や戦略性がほとんど無い。たまに意味の薄い分岐がある程度。 ミニゲームはじゃんけん等の完全な運ゲーか、相撲などのボタンを連打するだけのもの。 またCPUはこのミニゲームが異常に強い。 イベントも、進めるマスが減ったり強制休みになるデメリット効果がやたら多く、プレイしていてストレスが溜まる。 7つあるステージもそれぞれマップ構造が異なるだけで特殊ルールなどは無い。一応、一部のイベントの内容はステージによって異なる(原始だと恐竜と出会ったり、現代だと電車に轢かれたり)。 キテレツ要素が無い キャラにはボイスはおろかセリフすら無い。性能差や固有アイテム等の差異も一切無いため、キテレツのキャラを使う必要性が無い。 アイテムはオリジナルで、原作の発明品等は登場しない。せっかくの原作要素を活かせる箇所だったはずなのだが……。 その他、クリア時の演出なども一切存在しないなど、とにかく内容が薄い。 評価点 キャラのドット絵は悪くない出来。 特にマップ上のコロ助はアニメーションもあってなかなかかわいい。 スロットのデザインがステージごとに異なる。 戦国時代のスロットは漢数字だが現代のスロットはデジタル表記になっているなど、なぜかここだけ芸が細かい。 総評 延々とサイコロを転がしてマス目を進んでいくだけの「ただのすごろく」としか言いようがない代物。ろくな演出がなく、その割にテンポを阻害するマイナスイベントが多いため、大人はもちろん子供でも楽しむのは難しいだろう。 またせっかく豊富な発明品が登場する原作であるにも拘らず、原作を活かした要素も皆無なため、キャラゲーとしても全く見るものが無い。 同時代の『桃太郎電鉄』『いただきストリート』と言った名作ボードゲームとは比べるまでもない。 余談 本作から約20年後の2014年、同じく藤子・F・不二雄作品を原作としたボードゲームである『藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合! SFドタバタパーティー!!』が発売された。コロ助もプレイアブルキャラとして登場。 そちらは流石にパーティーゲームとしては水準レベルの出来で、キャラゲーとしてもちゃんとファンサービスが充実している。
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藤子F不二雄による漫画作品。またはそれを原作にするアニメ作品。 登場人物 キテレツ斎 江戸時代の発明家。 その名の通り奇天烈な人物。 エジソンを遥かに凌ぐ発明家だったが当時の人々には理解をされず狂人として処理された。 コロ助 キテレツ斎が設計した人造人間。AIを搭載し、複雑な思考や会話もこなし、高度な運動能力も備えている。 しかしキテレツ斎の時代にはボディーパーツや各種電気部品などの入手が困難で実制作には至らなかった。 昭和期に入り頭部パーツのゴム毬や銅線などの入手が容易くなったことからようやく一号機が作られた。 関連項目 前提アニメ
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さらば大百科 キテレツが自室で、大慌てで何かを捜し回っている。 キテレツ「ない! ない! ない! どこにもないぞ!」 コロ助「なにがないかナリ」 キテレツ「キテレツ大百科がゆくえ不明なんだよっ」 コロ助「一大事ナリ」 キテレツ「ママ!」 ママ「キテレツ大百科? なによ、それ」 ママ「あ、あのボロっちい和とじのノート? あれ、いったの? ほったらかしにしてあったから。ゴミといっしょにすてちゃったわ」 キテレツが火がついたようにママを怒鳴りつける。 ママ「だって、なんにもかいてないただの帳面……」 キテレツ「かくしインクなんだよ。このメガネをかけると読めるんだよ! 今さら何いってもしかたがない。ゴミおき場へ行ってみる。どうかまにあいますように」 しかしゴミ置き場では、すでに収集が終わった後であった。 キテレツ「おそかった! 命から二番めの大百科が……」 その夜。キテレツは自室でふさぎ込んでいる。 ママ「どうしたの? 暗くなったのに電燈もつけないで。ごはんよ。おりてらっしゃい」 キテレツ「おなかすいてない。あとで」 ママ「はやくこないと なくなっちゃうわよ」 コロ助「はやく行くナリ」 キテレツ「おまえ 行け」 コロ助「男はさっぱりしないとだめナリ。すぎたことをクヨクヨしたって なんにもならないナリ。キテレツの気持ちはわかるが……」 開け放しの窓から、紙飛行機が舞い込んでくる。表面には見覚えのある文字が書かれている。 キテレツ「これは? やっぱりそうだ! キテレツ大百科の一枚! だれがとばしたんだろ」 キテレツとコロ助が、家の外へ飛び出す。 キテレツ「……だれもいないや」 コロ助「飛行機がここにも落ちてたナリ」 キテレツ「どこかのだれかが大百科の紙飛行機であそんでいたんだ。しかもたった今まで」 コロ助「きっと、もう帰ったナリ。とにかく、大百科がまだあることはわかったから おちついてさがす手だてをかんがえるナリ」 キテレツ「コロ助のいうとおりだ」 自室に戻ったキテレツは、その唯一手に入った大百科の紙面を見る。 キテレツ「ありがたい! 今のぼくにピッタリの発明だ! 『操獣座(そうじゅうざ)』 動物をあやつる装置なんだ。これをつかえば さがしやすくなりそうだ。ようしやるぞ!」 さっそくキテレツは、製作に取りかかる。 ママ「英ちゃん。ごはんどうするの?」 キテレツ「あした食べます!」 翌朝。キテレツが大あくびしながら登校する。 キテレツ「ファー。てつ夜になっちゃった。学校から帰ったら またすぐやろう」 キテレツ「学校がおわった。ただいま」 ママ「おやつがあるわよ」 キテレツ「あとで」 再びキテレツが、操獣座の製作を続ける。 キテレツ「こうしてる間にも、大百科がどうなってるかとおもうと……。気が気じゃないよ」 みよ子がキテレツのもとを訪ねる。 みよ子「キテレツさあん。七夕作ってるの いっしょにかざりつけしない?」 キテレツ「今いそがしい。二、三日してから」 みよ子「二、三日? 七夕は今夜じゃないの へんな人」 キテレツの作業は、夜遅くまで続く。 ママ「からだをこわしたら どうするの」 パパ「いいかげんにしないと おこるぞ」 キテレツ「あしたまでにおわるから!」 パパ「英一!」 パパが思わず、拳を操縦座を叩きつける。 キテレツ「こわさないでよう」 キテレツに根負けし、パパとママはキテレツの部屋を去る。 ママ「むちゅうなのね」 パパ「あしたまでというから ほっといてやろう」 翌日、キテレツが学校から帰って来る。 キテレツ「ただいま あとネジ一本しめればおわりだ」 そしてついに、操獣座が完成する。 キテレツ「完成!」 コロ助「キテレツ大百科をさがしに行くナリ」 キテレツが操獣座に乗り込む。 キテレツ「じゃ、たのむな」 コロ助「わかったナリ」 キテレツ「原子間隔縮小!」 操獣座がキテレツを乗せたまま、豆粒のように小さくなる。 コロ助「これを犬にくわせるのかナリ」 キテレツ「そうだ なるべくりこうそうな 鼻のききそうな犬にな」 コロ助が近所を捜し、とある家の飼い犬を見つける。 コロ助「よさそうナリ」 キテレツの乗った操獣座を、犬の口へ放り込む。 犬「?」 キテレツ「外のフックを犬の神経につなぐ。これで、犬をあやつることができるんだ。まず大百科のにおいをおぼえる」 犬はキテレツの思いのままに動き、大百科の紙面の匂いを憶える。 キテレツ「しめたっ まだにおいがのこってるぞ。だれかが大百科をひろってもっていったんだ」 キテレツ(犬)がコロ助とともに、匂いを追って町を走る。 キテレツ「においのあとはこの角を右に曲がってつづいている。においが強まってきた 近いぞ!」 突如、目の前に別の犬が迫る。 犬「ワグワグ」「キャイン」 コロ助「何ごとかナリ」 キテレツ「すきだ 結婚してくれというんだよ。これメス犬だったの?」 犬「ガオ──」 キテレツ「いやなら かみころしてやるって」 キテレツ(犬)たちはその犬に追い回された挙句、どうにか物陰に隠れる。 キテレツ「大百科のにおい! この家だ!」 キテレツ(犬)がその家を訪ねる。 主婦「はあい どなた」 キテレツ(犬)「ええ、ちょっとおたずねします」 主婦「キャー 化け犬」 喋る犬に驚き、主婦がキテレツ(犬)に水をひっかける。 キテレツ「いれてくれない」 1羽のハトが木に止まっている。 キテレツ「! あれにのりかえる」 犬の口から操獣座が飛びだす。 コロ助「豆がほしいか そらやるナリ」 ハト「クク」 操獣座を飲み込んだハトが、キテレツに操られて空を飛び、2階の部屋にいる少年を見つける。 キテレツ(ハト)「きみだな! 大百科をかえせっ」 キテレツ(ハト)がコロ助のもとへ引き返してくる。 キテレツ「近所のおばあさんがほしがってたから あげたって。いい和紙だからこよりを作って 七夕のたんざくをつけるんだって」 キテレツ(ハト)が空を飛び、その老婆の家へ向かう。 コロ助「まってくれナリ ワガハイも行くナリ」 キテレツ「この家だときいたけど どこにも七夕なんかないじゃないか」 縁側の老婆に、キテレツ(ハト)が大百科のことを訪ねる。 老婆「七夕ならもうおわったから うらのあき地へもやしにいったよ ヒエー」 喋るハトに老婆が腰を抜かし、キテレツ(ハト)も腰を抜かし、家を飛び出して大慌て。 キテレツ「だ、だ 大百科が、や、や やかれる!」 空を飛ぶことも忘れたキテレツ(ハト)が、少年に捕まえられ、鳥小屋に閉じ込められる。 少年「伝書バトにしよう」 キテレツ「出してえ! もうだめだ…… キテレツ大百科はおしまいだ」 1匹の猫が、キテレツのハトに迫る。 キテレツ「ヒャア」 ハトの口から操獣座が飛び出す。猫がそれを食べ、キテレツは猫を操って一目散に駆け出す。 キテレツ「大百科よ ぶじでいておくれ」 通りかかった家で、屋根から男が落ちそうになっている。 男「だれかあ、助けてえ」 キテレツ「わるいけど かまってるひまがないんだよ でも……。いまにも落っこちそうだ」 キテレツ(猫)がハシゴを運び、息を切らしつつ男を助けに向かう。 キテレツ「ハァハァ 今すぐ助けるからね! がんばってね」 そして── コロ助「けっきょくまにあわず、キテレツ大百科は煙になっちまったナリ。キテレツはがっかりして 二階へこもったきり ひっそりしてるナリ。自殺でもしないかとしんぱいナリ」 キテレツは自室で、机に向かっている。 コロ助「ワー、キテレツが勉強してるナリ、頭がおかしくなったナリ!」 キテレツ「へんなこというなよ。大百科のことなら もうとっくにあきらめたよ」 キテレツ「これからはキテレツ斎さまにたよらず 自分の力でりっぱな発明をしていきたいとおもうんだ。それにはやはり勉強しなくちゃな」 コロ助「キテレツはりっぱナリ!」 〈キテレツ大百科 / おわり〉
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登録日:2015/09/14 Mon 21 40 13 更新日:2022/10/31 Mon 19 00 35NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 ひみつ道具 オーバーテクノロジー オーパーツ カラクリ武者 キテレツ キテレツ大百科 コロ助 一覧項目 発明品 道具 『キテレツ大百科』に登場する主人公・キテレツこと木手英一が開発した道具。 キテレツは江戸時代の発明家、奇天烈斎の子孫であり、先祖代々伝わる秘伝の書である『奇天烈大百科』に記された様々な発明品を復元することを趣味としている。 奇天烈斎の発明した道具は江戸時代はおろか、現代で考えてみてもどれもオーバーテクノロジーであったり、魔法としか言い様のない効果を持つ代物ばかりである。 故に江戸時代ではその発明は怪しい妖術として幕府から危険視されてしまい、奇天烈斎は死ぬまで牢に入れられて発明品も処分されてしまった。 ちなみにアニメでは奇天烈斎と同じ親友の発明家の猛烈斎という人物との因縁で、お家断絶されたことを恨んだ一族の讒言によって奇天烈斎は幕府に狙われ、捕まってしまうことになってしまった。 (しかもその原因はからくり人形の御前試合に猛烈斎が遅刻したため。現実で言えば納期遅延であるため、どうしようもない逆恨みである) 奇天烈斎の発明は人々を幸せにするため、困っている人や大名から依頼されて製作したものがほとんどであり、どれも役に立つ道具であることは間違いない。 ……尤も、便利な役立つ道具の宿命として、悪用すれば恐ろしい道具と言う面もあり、幕府が危険視するのも頷ける発明も多いも事実である。 子孫のキテレツは持ち前の発明好きと奇天烈斎の発明道具により色々なトラブルを解決しており、友達はおろか家族から大きく頼りにされているのである。そのため見た目はのび太寄りだが立場はドラえもんと言える。 ちなみに原作は40話程度という、ドラえもんに比べればかなり短い作品であったのだが、アニメ化によって原作を遥かに超える様々な発明品が登場しているので、多くの人は原作漫画よりもアニメの方で登場する道具の方を知っているのでは? 中にはドラえもんのひみつ道具の上位互換である代物もあったりするので、奇天烈斎様はまさに偉大な発明家と言えるだろう。 もちろん、江戸時代に作られた関係上、不便な物もあるが……。 また、キテレツが発明を独自にアレンジをした結果生まれたものやキテレツ自身の手で作られた発明も存在する。 以下、登場回数が多かったり、印象に残りやすい、比較的有名と思われる発明を説明する。(ネタ的なものも……) ただし、原作が短いのでアニメを基準で。 ◆神通鏡 キテレツがいつもかけている眼鏡も実は発明品の一つである。 奇天烈大百科は特殊な墨で書かれているので、普通に読もうとしても白紙の本でしかない。 しかし、この眼鏡をかけることで初めて奇天烈大百科の内容を読むことができるのだ。 まぁ、おかげで最終話がああいう展開になったわけだが。 ちなみに見た目とは裏腹にかなり頑丈なようで、壊れることがほとんどない。 ロボット ◆コロ助 言わずと知れたキテレツの相棒である武士のカラクリロボットであり、キテレツの発明品第一号である。 居候のドラえもんと違ってしっかりキテレツの家族の一員として扱われており、キテレツの弟みたいな存在。 ちなみに背中にある刀はオモチャであり殺傷能力は低いが、銃弾を弾き返すことができる。 ◆カラクリ武者 鎧武者型のカラクリロボットで一輪車の脚部で動く。大魔神のように表情を変化させることができる。 コロ助と違って本物の刀で武装しており、戦闘から隠密、調査活動と幅広く使用されており、コロ助以外のカラクリロボットでは出番がかなり多い。 以下のように別の機体に改造されることもある。 ◆からくり料理人 カラクリ武者を改造して作った料理人型のロボット。洋食から和食まで幅広く料理を作ることができる。 会話機能を持たない武者と違って独立した意思を持って会話ができる。ただし、性格は武者とそっくりで怒らせると怖い。 料理を残そうものなら二刀流の包丁とすりこぎで制裁を加えようとする。 でも、ちょっと作りすぎだ……。 ◆必殺召し捕り人 『御用』と書かれた提灯の姿をした一頭身のロボット。 犯罪者を捕まえるのが役目だが、かなり融通が利かない。おまけに「御用、御用」とうるさい。 十手と縄で武装しており、捕縛能力自体は高い。 乗り物 ◆航時機 キテレツを代表するタイムマシンで、アニメでは冒険に出かける話ではほぼ必ず登場する。でも実は原作では一度だけのみの登場。 四角い風呂桶のような形をしており、時空移動はもちろんのこと、瞬間移動や飛行機能まで備えている。 ちなみに現代から過去へしか移動できず、未来へは移動できない。(奇天烈斎自作のものは可能) ただしアニメで一度だけある道具と併用することによってコロ助が未来へ行ったことがある。 よくタイムスリップ先で壊れて帰れなくなることがあるが、その場合は旅先で出会った奇天烈斎に直してもらうのがほとんどである。 なお、実は航時機の設計図はこの修理した際に得た知識を使用しており(トランジスタなど、本来江戸時代には無かった部品が使われているのはそのめ)、タイムパラドックスが生じている ◆潜地球 球体型の乗り物で、ドラえもんの潜地艦のような存在。 地中や物体をすり抜けて移動することが可能で、潜望鏡で地上の様子を探ることもできる。 登場人物が生き埋めや遭難したり、犯罪者に捕まった時の救出手段としてよく使われている。 設定上のスペックとは明らかに異なる大きさや居住性をしているのは秘密。 実はあまり知られていないが魚雷を搭載しており、一話でのみ使用されていた。 ◆亀甲船 木製の潜水艦。専用の燃料を使わないと動かない。 実は潜水艦としてはかなり高性能であり、現代の潜水艦を軽く凌駕する速さで移動できる。 東京から北海道まで短時間で移動できるほど。ただし、さすがにあまりに深くは潜水できない。 ◆超鈍速ジェット機 木製の自家用ジェット機。三つの樽がエンジンとなって飛行する。 『鈍』速という名の通り、ジェットというよりはフライングプラットフォームに近く、飛行速度は遅い。 おまけに燃料には専用のガスを使っているので航続時間も短い。 後に改良されて時速100kmで飛べるようになったのだが……。 ◆キント雲 キテレツが乗ることができる雲に浮くことができる道具を組み合わせて作った飛行雲。 簡単に言えば超鈍速ジェット機の上位互換のような存在であり燃料は必要としない上、さらに速く飛行できる。 ジェット機涙目……。でも、登場回数は少ない。 ◆熱気球 その名の通りの熱気球。ただし、気球のサイズ自体はかなり小さい。 それでも本物の気球並に浮かぶことができる上、物置を気球にしたこともある。 移動に使うもの ◆天狗の抜け穴 瞬間移動ができる赤いテープで、このテープで輪を二つ作ることで一方の輪に入って別の輪から出ることができる。 キテレツ達は長距離の移動手段として使うが、一度誰かを目的地に持って行かせてからでないと使えないので少々不便。 ◆昇月紗 重力を変化させることができる道具。この道具の上に乗せた物体の重力を変えて浮かばせることができる。 上記のキント雲の浮かんで飛ぶのはこの道具を使っているからである。 ◆空中浮輪 天使の輪のような形をした道具。頭上に浮かばせることで空を飛ぶことができるようになる。 キテレツはこの道具を使って天狗とガチで戦ったことがある。 実は新キテレツ大百科から逆輸入された道具であり、キテレツ版のタケコプターとも呼べる存在である。 ◆蜘蛛の巣ネット 珍しいキテレツ独自の発明品であり、移動用のネットを射出することができる小型の道具。 武器 ◆電磁刀 ライトセーバーのような光る刀身を持った刀であり、磁力で攻撃を避けたり跳ね返したり、電気ショックで相手を気絶させることができる。 ヒラリマントと名刀・電光丸を合わせたようなもので、キテレツでは珍しい結構ガチな武器である。 ちなみに試作品だったみたいで、使いすぎですぐに壊れてしまった。 五月ちゃんにはピッタリと思われるが、一度だけしか登場しない。 ◆即時剥製光 ピストルの形をした道具であり、発射される光線を浴びせた生き物を一瞬で剥製にしてしまう。 人間にも有効であり、発明道具の中では結構ガチな武器にもなる。 ちなみに剥製にしたものはもう一度光線を浴びせれば元に戻る。 ◆金縛り丸 金色の癇癪玉で、投げつけた時に出た煙幕を浴びせた相手を少しの間、動きを止めることができる。 動きが止められている間は金色の彫像のように固まってしまう。 ◆トンボウ 小型の竹筒型の道具で、収納されているプロペラを回転させて相手に見せると瞬時に目を回させて気絶させることができる。 非殺傷の武器としては相手を気絶させるだけで済む上に携帯性も良いので結構便利な代物である。 調査・探索に役立つもの ◆回古鏡 時間指定で過去を写すことができるカメラであり、何か事件が起きた時に証拠集めとしてよく使う。 インスタントカメラやビデオカメラ型など、色々な機種が作られている。 ちなみにキテレツは未来を移せるように改造を試みたが全て失敗している。 ◆壁耳目 ブローチ型のカメラが映したものを小型のモニターで見ることができるもの。 誰かに装着させてのスパイ活動で使われる。 ◆トランシーバー キテレツの発明品かは不明だが、よく青い機種のトランシーバーが最大三つまで登場している。 同じ機種同士で発信機と探知機能が付いているのか、正確に居場所を突き止めたことがある。 ◆過去透視鏡 トランク型の道具で、回古鏡と同じく対象の過去を映像として見ることができるモニター。 ちなみにキテレツは大量の発明品を持ち歩く際のケースとしてこの道具を使っているようである。 身体変化 ◆韋駄天ワラジ 履くことで走る速さを数倍に強化することができるワラジ。 下記の百里丸と併用すれば相当の長距離を走れると思われる。 ◆万力手甲 筋肉を刺激して怪力を発揮することができるリストバンド。 ただし、使いきりの道具で、一度使うと効果がなくなってしまうのが欠点。 ◆複写黒巻き 全身に巻いた人物を別の人物に変身させることができる布。 かなりの身長差があっても効果を発揮できるが、水に濡れると効果がなくなる。 ◆火事場風呂敷 どんな重い物でも巻くことで軽く持ち上げることができるようになる赤い風呂敷。 ◆動物変身小槌 振った対象を動物に変身させることができるハンマー。 会話に使うもの ◆通詞機 耳栓のような道具で、耳に入れることで母国語以外の言語を聞いたり話すことができる翻訳機。 航時機で外国へ行った際によく使われている。 ◆犬話機 犬と会話することができる道具。 キテレツは動物と会話できる道具をいくつか発明しているが、どれも基本的には一種類の動物としか会話できない。 後に獣話機に改造して全ての動物と会話できるようになった。 服 ◆かべぬけ服 潜地球と同じように壁や地中をすり抜けることができる服。 潜地球の単独版といった感じの便利な代物であるが、大抵の地中移動は潜地球の方を使うので出番は一度だけだった。 ◆真っ黒衣 黒衣の衣装で、着ると姿が見えなくなるだけでなく、臭いをも消してしまう。まさにステルス迷彩である。 ドラえもんのかくれマントの上位互換であり、石ころ帽子の相互互換に当たる。 精神作用 ◆裏表逆さ鏡 手鏡のような形をした道具で放たれる光を浴びた相手を意思に反して強制的に操ってしまう。 口で拒否していても体は反対に動いてしまう姿はかなり間抜けである。 ◆感激鐘 鳴らすと音を聞いた相手を感動させることができる鐘。 ドラえもんのジーンマイクのような効果であるが、音感が優れている相手には効かない。 ◆獣類操り機 動物をリモコンで操作することができる道具で、受信機をセットするか専用の液体を動物にかけることで効果を発揮する。 操っている動物を喋らせることも可能である。 ◆忘れん帽 被った相手の記憶を吸い取ることができる帽子。 キテレツはこの帽子で天狗を倒したことがある。 ◆ど忘れ玉 ピンク色の癇癪玉で、投げた時に出る煙幕を浴びた相手の記憶を消すことができる。 一変に使いすぎると大切な記憶までなくなってしまう。 薬品・食べ物 ◆ふくふく饅頭 食べると血行を良くして体を温かくする効果を持つ饅頭。さらに食べた相手の気を大きくしたりもする。 ちなみに材料には酒が含まれている。味は美味しいらしい。 ◆仙鏡水 乗ることができる雲を作り出す液体。上記のキント雲の雲はこれを使って作られている。 ◆百里丸 飲むと心肺機能を数倍に強化することができる薬。 長距離を走っても正常な状態のまま走り続けられる。 ◆水増殖丸 水の中に入れると溜まっている量に比例して数倍に増やすことができる薬。 大量に入れすぎたり、元々大量な水に入れたりすると洪水になってしまう。ただし、時間が経つと自然消滅する。 魔法のような効果の道具 ◆如意光 キテレツを代表する道具で、ドラえもんのスモールライト&ビッグライトの効果を持っているライト。 赤い光線を当てた対象を縮小させ、青い光線を当てた相手を大きくする。 キテレツは大量の発明品を持って行ったり保存したりする時はこれを使ってケースに入れている。 ◆脱時機 時間を止めることができる背負って使用する装置。ドラえもんのタンマウォッチと同じ効果を持つ。 時間の流れから抜け出ている相手が止まっている相手に触ると動かすことができる。 ある意味ではキテレツの発明道具の中でもかなりのチート効果を持った代物。 後に改造されて光線銃からの光線を浴びせた相手の時間だけを止めることができるようにしている。 効果としてはどちらが良いかはその時々によるので分からない。 ◆冥府刀 異次元刀とも呼ばれる小型の刀。 これで空間を切りつけることで四次元世界やあの世への入り口を作ることができる。 この発明が登場する話は原作、アニメ共にかなり怖い内容となっているのが特徴。 ◆鈍時鏡 ゴーグル型の道具で、見ている物をスローモーションで見たり、数倍に速くして見ることができるようになる。 スローモーションにしている時は拳銃の弾さえも避けることができるようになる。 ◆反面鏡師 パラレルワールドへ行くことができる鏡。 鏡の向こう側のパラレルワールドの住人は元の世界の住人と比べて短所が強調された性格になっているのが特徴。 例えばキテレツはより極端な発明馬鹿になり、ブタゴリラは極端というより気持ち悪いほどに野菜が好きになっている。 トンガリのマザコン癖やコロ助の武士のプライドもかなり極端なものとなった、はっきり言ってカオスな世界である。 ◆分身機 ピストルの形をした道具で、光線を当てた対象を分身させることができる。ただし、質量などは分身の数だけ半分に減っていく。 ◆遊魂帽 魂を吸い出すことができる帽子。吸い出された魂を別の人間が吸い込むとその人に乗り移れる。 なお、元の魂が抜けた抜け殻の体は死体も同然の状態となってしまう。 追記・修正は神通鏡でキテレツ大百科を読んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 奇天烈斎様もすごいんだが、発明品を現代の素材で作れるキテレル君もすごいんだよなあ。設計図に書かれているパーツが何のためのもので、なぜその素材でなければいけないのか・あるいはその素材でなくてもいいのかを理解しなきゃ代用なんてできないもの。 -- 名無しさん (2015-09-14 22 20 15) ↑江戸時代とはいえやはり書いてある内容(文字含めて)を小学生が解読するのは結構大変。それから素材集めてドラえもん並の道具作るとか相当ですよね。 -- 名無しさん (2015-09-15 01 30 45) 着物を大きくするつづら 強制的に書名させるロボ 動物の声が聞こえる頭巾 田舎が浮かぶコマ 涙を止める軟膏とかあったと思う -- 名無しさん (2015-09-15 09 37 22) 奇天烈斎様は一体どうやってこれを作り出したんだ……発想からして江戸時代のそれじゃないし -- 名無しさん (2015-09-15 15 30 58) まずはキテレツじごくをつくるナリ! -- 名無しさん (2015-09-15 15 33 02) 幕府の心が狭いといわれるが、悪用されるととんでもないことになるのも確かだし、何より幕府を転覆させることすら可能でもある。実績どころか存在自体が脅威 -- 名無しさん (2015-09-15 22 19 16) 軽く聞いただけでも驚異的な発明ばかりだしな。先ず恐怖が先立ってもおかしくはない -- 名無しさん (2015-09-16 22 24 07) 昔コロコロで「ドラえもんのひみつ道具を開発しているのはキテレツ君の子孫」って設定の漫画を読んだ記憶があるんだが、あれは公式設定なんだろうか… -- 名無しさん (2015-09-16 22 40 04) ↑3鎖国の時代に潜地球や通詞機なんて脅威でしかないわな -- 名無しさん (2015-09-17 09 33 54) ↑ ましてやうかつにタイムスリップされて歴史捻じ曲げられたらたまったもんじゃない。そこまで幕府の役人たちが読めてたはともかくとして -- 名無しさん (2015-09-17 20 51 58) イイ人なのは間違いないが流石に幕府の判断は妥当だな、便利な分危険性も計り知れない -- 名無しさん (2015-09-17 21 34 11) 奇天烈斎以外だと きみょうさい(?)の録音機 ライバルの作ったコロ助と同タイプのロボ キテレツがガチャポンで作った水中カメラとかったな -- 名無しさん (2015-09-18 19 35 55) 電磁刀って電光丸と違ってオートじゃないから、使い手の腕次第なんだよな -- 名無しさん (2015-10-19 17 18 58) 真っ黒衣って匂いが消せるなら石ころ帽子の上位じゃない?アレは魔界大冒険で匂いで位置がバレたことがあったような -- 名無しさん (2015-12-21 00 18 10) 石ころ帽子は姿や匂い自体は消えないけど、相手から認識されなくなる道具だから、古い魔界大冒険ではその辺矛盾してたから、新声優版だとモーテン星に変更された -- 名無しさん (2015-12-21 19 53 55) 魔界大冒険のあれは、本人ではなく地面の残り香を追っていたのだと解釈している -- 名無しさん (2017-03-24 16 18 55) ↑ ? ↑2は臭いも認識されなくなるんじゃと言ってるんじゃ? -- 名無しさん (2017-12-21 11 30 33) 色々言われてるけど、SCPオブジェクトみたいなものだから幕府からの印象も妥当と言えば妥当 -- 名無しさん (2019-02-11 10 15 06) ↑つまり奇天烈斎様は、江戸時代のワンダーテインメント博士か! -- 名無しさん (2020-03-05 23 28 50) ↑4魔界大冒険は臭い以前にドラたちの声が悪魔に聞こえてる時点で短編と矛盾してる(短編は声も全然気づかれてない)。それに臭いだってぼうし被った人の存在を示すものなんだから -- 名無しさん (2021-11-16 09 03 56) 途中送信。臭いだって残り香だろうと本人の体臭だろうと声と同じでぼうし被った人の存在を示すものだから「気にされなくなる」はず。それなのに臭いを認識してぼうし被ったドラたちの存在に気づく時点でやっぱり矛盾してるのよね。 -- 名無しさん (2021-11-16 09 06 37) 幕府も幽閉するよりお抱え学者にして監視下に置きつつ幕府に都合のいい発明ばかり作らせれば…ってそれも危険だな。頭が良すぎる 発明品がオバテク過ぎて幕府が気付かないうちに支配されてもおかしくない。なんせ記憶を消したりできるんだから -- 名無しさん (2021-11-16 09 23 44) コロ助の心臓部のスプリングはチンチン電車の鐘を鳴らす為のバネでそのためコロ助の前世はチンチン電車 -- 名無しさん (2021-11-16 20 10 19) ガチャガチャのカプセルを使って水中カメラを作ったこともある カプセルの中身はブタゴリラとトンガリに盗られた -- 名無しさん (2021-11-17 19 44 15) 名前 コメント
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愛のフィナーレ!さよならコロ助(すけ)大百科 学校。 木手 英一ことキテレツが、級友みよ子、ブタゴリラ、トンガリたちとともに授業を受けている。 先生「いいか? この問題が解けなかったら、6年生になれんぞ。……まだ5年生を続けたい生徒もいるなぁ」 ブタゴリラが居眠りしており、皆がクスクス笑う。 外でパトカーのサイレンの音が響く。 ブタゴリラ「……あっ! や、八百八(はおはち)で大事件だ! 先生、俺、早引けしていいですか?」 先生「熊田、授業中だぞ」 ブタゴリラ「だって、八百八に強盗が入ったんです」 先生「今まで寝てて、なんでわかるんだ?」 トンガリ「強盗に入られた夢でも、見てたんじゃないの?」 一同「アハハハハ!」 ブタゴリラ「笑うな! うちに強盗が入ってたら、どうすんだよ?」 キテレツ「昼間っから強盗なんて」 一同「アハハハハ!」 コロ助の声「大変ナリ~っ! キテレツ~っ!」 ブタゴリラ「あっ、あの声は」 コロ助の声「大変ナリよ~っ!」 ブタゴリラ「先生、やっぱり事件スよ。ぜひ早引けさせてください」 コロ助が教室に駆け込んで来る。 コロ助「ど、泥棒が入ったナリ!」 ブタゴリラ「やっぱりそうか! 母ちゃんは無事か?」 コロ助「泥棒が入ったのは、うちナリよ」 みよ子「えぇっ!?」 キテレツ「うちに泥棒!?」 キテレツの家。 あちこちに泥棒らしき土足の足跡があり、警官がキテレツのママに事情を聞いている。 警官「すると、留守にしたのは30分ほどですね」 ママ「はい、ちょっと隣に行ってる間に……」 慌てた様子で、キテレツとコロ助が帰って来る。 ママ「あっ、英一! 大事なものがなくなってないかどうか、早く調べてみて」 キテレツ「うん」 キテレツの部屋は、すでに荒らされ放題。 キテレツ「わぁっ、メチャクチャだよ! あ~ぁ。……あ~っ!! キテレツ大百科がない!!」 コロ助「まことナリか!?」 キテレツ「どこにも見当たらないんだ!」 ママ「何がなくなってたの?」 キテレツ「キテレツ大百科がなくなってるんだよ!」 警官「ほぉ、百科事典ですか? あんな重いものをねぇ」 キテレツ「いえ、普通の百科事典とは違うんです」 警官「と言うと?」 キテレツ「つまり、その、一見すると何も書いてなくて……」 警官「要するに、ノートのようなもんだね」 キテレツ「い、いえ、あの……」 コロ助「あ~っ! 如意光(にょうこう)も無いナリよ!」 警官「ニョイコー?」 コロ助「細長くて、懐中電灯みたいな物ナリな」 警官「懐中電灯ね。2階の方は、大した被害はなかったようですな」 ママ「あぁ、良かったわ」 ほっとした様子で、ママと警官が去る。 キテレツ「良くなんかないよぉ! 大事なキテレツ大百科がなくなったら、僕は生きちゃいけないよぉ~っ!」 コロ助「しっかりするナリ、キテレツ。ワガハイがついてるナリよ」 キテレツ「コロ助。キテレツ大百科には、コロ助の設計図も載ってるんだよ」 コロ助「それがどうかしたナリか?」 キテレツ「もしコロ助の具合が悪くなっても、直してやれないってことだよ」 コロ助「あ~っ!! そ、それはないナリよ~っ!!」 隣のアパートの浪人生、勉三(べんぞう)の部屋。 みよ子、ブタゴリラ、トンガリが訪ねている。 勉三「キテレツくんは、部屋に閉じこもったきりっスか?」 トンガリ「キテレツ大百科は、キテレツの分身みたいなものだからね」 みよ子「あの本は、誰にも読めるっていう本じゃないから、盗んだとしても……」 勉三「こんなことになったのも、わしが部屋を散らかしていたのがいけなかったんス」 ブタゴリラ「ここは1年中、空き巣が入った跡みたいだもんな」 勉三「見かねたママさんが、コロちゃんと掃除に来てくれたんスよ」 トンガリ「その間に、泥棒に入られたの?」 勉三「悪いことしてしまったんス……」 みよ子「ねぇ。朝だってことは、犯人を見た人がいるんじゃないかしら?」 ブタゴリラ「そうだよ! みんなで切り込みをしようぜ!」 トンガリ「聞き込み!」 一方でキテレツはコロ助と共に、かつての発明品・回古鏡(かいこきょう)(過去の光景を写すカメラ)に手を加えている。 コロ助「これでいいナリか?」 キテレツ「うん」 コロ助「キテレツ大百科がなくても、直るナリか?」 キテレツ「古い回古鏡を改造して、キテレツ大百科を捜し出せるようにしたんだよ」 コロ助「これで泥棒を捕まえられるナリね」 キテレツ「あとは、プログラムをインプットして……」 コロ助「すごいナリね!」 キテレツ「よぉし、できたぞ! 泥棒に入られた時間に合せて……」 キテレツが改造版の回古鏡で、周囲を撮影する。 キテレツ「よし、再生だ」 コロ助「犯人逮捕も、もうじきナリね」 回古鏡の画面には、泥棒が部屋を荒らす様子が映し出される。 人物の姿は、おぼろげにしか見えない。 コロ助「部屋が荒らされてくナリ」 キテレツ「やっぱり盗まれたのは、キテレツ大百科と如意光だ」 コロ助「犯人がよくわからないナリよ」 キテレツ「盗まれた物を早く突き止めるには、この方法しかなかったんだよ。──泥棒は玄関から出て、道を左へ向かったみたいだ」 コロ助「そんなに堂々と泥棒に入られるなんて、悔しいナリ!」 キテレツ「追いかけるぞ、コロ助!」 コロ助「あっ、行くナリ!」 キテレツとコロ助は外へ出て、回古鏡で周囲を撮影しつつ、泥棒の行方を追う。 キテレツ「どんどん南へ向かってるぞ」 コロ助「犯人の姿がよくわからないナリよ」 キテレツ「犯人よりも、キテレツ大百科のほうがはっきり見えなかったら、捜しようがないじゃないか」 コロ助「ワガハイ、泥棒をコテンパンにやっつけたいナリ!」 キテレツ「盗られた物を、取り戻してからね」 コロ助「あっ、待つナリ!」 やがて、画面にはキテレツ大百科も、泥棒の姿も写らなくなってしまう。 コロ助「そろそろ犯人の居場所が分かったナリか?」 キテレツ「キテレツ大百科が消えてる!?」 コロ助「本当ナリ。如意光まで無いナリ。何かの間違いじゃないナリか?」 キテレツ「きっとキテレツ大百科は、回古鏡の探知エリアを越えてしまったんだ」 コロ助「ということは、もう見つからないナリか?」 キテレツ「もう、手がかりがなくなったからね……」 コロ助「キテレツ、ワガハイがついてるナリ。どんなことがあっても、見つけ出すナリ!」 キテレツ「あぁ~っ、キテレツ大百科はどこへ行ってしまったんだぁ!?」 コロ助「おじさんが、何か知ってるかもしれないナリよ。キテレツ、この画面に八百八のおじさんが写ってるナリ」 キテレツ「えっ!?」 コロ助が示す画面では、確かに八百八のブタゴリラの父・熊八が泥棒とすれ違っている。 コロ助「手がかりにならないナリか?」 キテレツ「八百八さんへ行ってみよう!」 コロ助「急ぐナリ!」 その八百八では、みよ子、ブタゴリラ、トンガリが聞き込みを終えたところである。 ブタゴリラ「あ~あ、世間なんて冷てぇよな。誰も『知らない、知らない』ばっかだもんなぁ」 トンガリ「まったくだねぇ」 キテレツとコロ助が駆けて来る。 コロ助「八百八のおじさぁ~ん!」 みよ子「キテレツくん!?」 熊八「おっ、ネギ坊主! 何をそんなに慌ててるんでぇ?」 コロ助「あ、あのナリね、泥棒がキテレツ大百科を盗んでって、それをおじさんが知ってるナリね!」 熊八「何? 俺が泥棒に協力した、とでも言うのか!?」 ブタゴリラ「コロ助! 俺の父ちゃんを泥棒扱いする気か!?」 コロ助「違うナリよ!」 キテレツ「あの、おじさんが配達の途中で、誰かが本を落とすのを見ませんでした?」 熊八「本を落とした?」 トンガリ「どういうこと?」 熊八「そうだ! 朝の忙しいときに『至急配達してくれ』っていうお客があったんで、その帰りだったな」 熊八の回想。泥棒が大百科を広げ、ろくに前も見ずに歩いており、自転車の熊八と衝突しそうになる。熊八「危ね危ね危ねぇっ! 何ボヤッとしてやがんでぇ! 危ねぇじゃねぇか!」泥棒は熊八を睨みつけると、そばに泊っているゴミ収集車に大百科を投げ込み、去って行く。 熊八「というわけで、本はゴミ収集車の中だ」 キテレツ「えぇ~っ!?」 コロ助「キテレツ……?」 駆け出そうとするキテレツを、ブタゴリラが制止する。 ブタゴリラ「ま、待てよ! どこへ行くつもりなんだよ!?」 キテレツ「ゴミ焼却場へ行くんだよ!」 みよ子「ゴミ回収は朝よ! 落ち着いて、キテレツくん」 熊八「今頃は、灰になっちまってるぜ」 キテレツ「えぇ~っ!?」 翌朝の学校。 キテレツは登校していない。 みよ子「今朝、キテレツくんを迎えに行ったんだけど、食欲もなくて、コロちゃんと一緒に寝込んでるらしいの」 ブタゴリラ「秀才はショックに弱いから、困るんだよな。帰りに寄って、ばっちりハッパかけてやっか!」 みよ子「しばらく、そっとしておいてあげましょうよ」 放課後。 勉三のもとを、ブタゴリラとトンガリが訪ねている。 勉三「取り返しのつかないことをしたんスね…… しばらくは、立ち直れないかも」 ブタゴリラ「それじゃ、ずっと座りっぱなしか?」 トンガリ「ブタゴリラ、真面目にやってよ」 ブタゴリラ「俺は永遠に真面目だ!」 トンガリ「あのねぇ!」 みよ子が顔を出す。 みよ子「ねぇ、みんな!」 勉三「キテレツくんの様子は、どうだったんスか?」 みよ子「シッ! それが、おかしいの。鼻歌なんか歌ったりして」 ブタゴリラ「キテレツ大百科が見つかったんじゃねぇのか?」 トンガリ「灰になった物が、元通りになるわけないでしょ」 ブタゴリラ「じゃ、あまりにもショックが大きすぎて……?」 一同がキテレツの家を覗くと、庭でキテレツとコロ助が、ニコニコしながら何か作業している。 ブタゴリラ「コロ助も、やけに明るいぜ」 トンガリ「気味悪いぐらいだ」 キテレツ「やぁ! どうしたの、みんな?」 みよ子「キテレツくんこそ、何かあったの?」 キテレツ「うん。これから、キテレツ大百科を捜しに行こうと思って!」 勉三「いや、しかし燃えてしまったんじゃ……?」 トンガリ「やっぱり、ブタゴリラの思った通りに……?」」 キテレツ「『航時機』で、江戸時代に行けばいいのさ!」 キテレツとコロ助が作業していたのは、航時機(こうじき)(タイムマシン)の整備。 コロ助「キテレツ斎様に逢えば、キテレツ大百科がもらえるナリ!」 トンガリ「あっ、そうか!」 キテレツ「落ち着いて考えれば、どうってことなかったのさ!」 ブタゴリラ「よぉし、俺も付き合ってやる! コロ助1人だけだと、心配だからな」 コロ助「大丈夫ナリ。江戸時代はワガハイ、得意ナリよ」 トンガリ「そう、ブタゴリラは遠慮したほうがいいよ」 勉三「んだス。また足を引っ張るようなことになるんスから」 ブタゴリラ「みんなの困ったときに、俺が活躍しなかったことがあったか!?」 トンガリ「そ、それは……」 キテレツ「みんな、僕のこと心配してくれて、ありがとう」 結局、航時機には勉三以外の全員が同乗する。 キテレツ「勉三さん。ママやパパたちが心配しないように、うまく言っといてね」 勉三「わかったっス。無理をしないようにするんスよ」 みよ子「私はトンガリくんと一緒に、ブタゴリラくんを監視するわ」 コロ助「どっかに繋いでおいたほうが安心ナリ」 ブタゴリラ「俺は犬じゃねぇんだよ!」 トンガリ「犬の方がマシだよ……」 ブタゴリラ「トンガリぃ~っ!」 キテレツ「今回は失敗が許されないんだから、おとなしくしててよ。──出発!!」 勉三「無事、戻って来るんスよ!」 航時機が宙に浮き、時を超え、過去の世界を目指す。 ブタゴリラ「航時機も快調だな!」 キテレツ「キテレツ斎様に逢えるんで、ばっちり整備したからね」 過去、江戸時代の街の上空に航時機が出現する。 ブタゴリラ「おっ! 間違いなく、江戸の町だぜ!」 河原の草むらの中に、航時機が着陸する。 トンガリ「あれは?」 みよ子「立札みたいよ」 立札に人々が群がっている。 キテレツたちも行ってみる。 そこにあった立札は、キテレツ斎の人相書き。 キテレツ「あぁっ! キテレツ斎様だよ!」 その声に、人々の中の1人の少女が反応する。 みよ子「お尋ね者ですって!?」 ブタゴリラ「大人のくせに、迷子になっちまったのか?」 トンガリ「指名手配されてんだよ!」 コロ助「キテレツ斎様が指名手配されてるナリか!?」 みよ子「これじゃ、キテレツ斎様に簡単に逢えそうにないわね……」 とある土蔵。 キテレツの先祖・キテレツ斎が、キテレツ大百科の執筆に取り組んでいる。 キテレツ斎「我が一生を賭けた発明・発見のすべてを、ここに書き残すもの也──」 一方、キテレツたちのもとには、馬に乗った役人が現れている。 役人「お主たち! キテレツ斎を知っておるのか?」 キテレツ「い、いえ。私たちは、そのような人は知りません」 コロ助「そう、そうナリ。キテレツ斎なんて、まったく知らないナリ」 ブタゴリラ「そ、そうだよ。わけのわからない発明するお爺ちゃんなんか、知るわけないじゃんか。なぁ?」 役人「ほぉ、そこまで知っているとは」 トンガリ「……ちょっと、小耳にはさんだものですから」 キテレツ「さぁ、僕たちは帰ろうよ。うちで心配するといけないから」 コロ助「そうナリ」 ブタゴリラ「そ、そうだな。さぁ、帰ろう、帰ろう」 しかし、キテレツたちは役人たちに囲まれてしまう。 トンガリ「こんなところで捕まるなんて……」 ブタゴリラ「くそぉ!」 役人たち「ますます怪しい奴らだな! 全員ひっ捕らえろ!」「はっ!」 ブタゴリラ「待て! キテレツ斎を知っているのは、この俺だけだ!」 役人「ほぉ、そうか」 ブタゴリラ「俺を捕まえる前に、こいつらを帰してやれ! 何も知らねぇんだからよ!」 役人「まず、お主を捕まえてから、考えることにしよう」 ブタゴリラ「何っ!?」 役人「捕まえろ!」 ブタゴリラ「くそっ!」 役人の乗った馬の腹を、ブタゴリラが思い切り蹴る。 馬が暴れて、役人が振り下ろされそうになる。 役人「わ、わぁっ!」 ブタゴリラ「へっ、あんな奴らに捕まってたまるかよ! できるもんなら追って来いってんだ~い!」 ブタゴリラが一目散に駆け出す。 役人「あいつを捕まえろぉ!」 ブタゴリラ「こんな奴ら、簡単にまいてやるから、キテレツ斎を早く捜し出すんだぞぉ~!」 みよ子「うまく逃げ切れるかしら……」 トンガリ「運動会じゃ、スターだから」 役人「やはり、お前らも一味だったか!」 キテレツたち「あっ!?」 役人「もう、容赦はせんぞ!」 役人が刀を抜く。 キテレツたち「わぁ~っ!?」 役人「覚悟しろ!」 コロ助「覚悟するナリ! たぁっ!」 コロ助も刀を抜き、馬の腹を突く。 馬が驚き、役人を乗せたまま駆け出す。 役人「わ、わぁっ! 助けてぇ~っ!?」 コロ助「今のうちナリ!」 キテレツ斎の土蔵。 先ほど立札の人々の中にいた少女・お妙(たえ)が、薬を運んで来る。 お妙「キテレツ斎様……」 キテレツ斎「お妙か」 お妙「寝てらっしゃらなくて、いいんですか?」 キテレツ斎「今日は気分が良くてな。昨夜、息子の夢を見たせいかもしれん」 お妙「息子さんって?」 キテレツ斎「お妙坊より、もっと小さいときに死んでしまったんじゃよ」 お妙「まぁ……」 キテレツ斎「これは、その子に似せて作ろうとした、からくり人形の図面じゃ」 キテレツ斎が、自分の書いていた図面を見せる。 お妙「この子!? さっき、河原で見かけました!」 キテレツ斎「そ、そんなバカなことが!?」 その図面は、コロ助の設計図だった── 一方でキテレツたちは、町外れの小道で道に迷っている。 コロ助「ここはどこナリか?」 キテレツ「路地に逃げ込めば、大丈夫だと思ったんだけど……」 トンガリ「これじゃ、キテレツ斎を見つけ出すどころじゃないよ」 みよ子「大きな道に出ると、また追われちゃいそうだし」 トンガリ「これからどうするのさ、キテレツ?」 コロ助「何があっても、キテレツ斎様だけは捜し出すナリよ」 コロ助を、お妙が追って来る。 お妙「もしかして、『コロ助』っていわない?」 コロ助「ん? なんでワガハイの名前を知ってるナリか?」 キテレツ「コロ助を知ってるってことは、キテレツ斎様の知り合いなんですね?」 みよ子「キテレツくんは、キテレツ斎様の子孫なのよ!」 トンガリ「そういう説明は、江戸時代の人に理解されないんじゃない?」 みよ子「あっ、そうね…… でもキテレツくんは、キテレツ斎様の味方だってことは、わかって」 お妙が、1枚の紙を見せる。 キテレツ「こ、これは!?」 コロ助「何ナリか?」 キテレツが、キテレツ大百科を読むことのできる眼鏡・神通鏡(じんつうきょう)で、コロ助にも紙を見せる。 コロ助「あっ、ワガハイの絵ナリ!」 お妙「もし、この絵が見えたら連れて来るよう、頼まれたの」 キテレツ「キテレツ斎様に!?」 コロ助「キテレツ斎様がいるナリね!」 お妙の案内で、キテレツたちはキテレツ斎の土蔵へ行く。 みよ子とトンガリは、土蔵の外で待っている。 トンガリ「なんで僕たちが、ここに残らなきゃいけないの?」 みよ子「ブタゴリラくんが逃げて来ても、私たちがいなかったら、わからないじゃないの」 トンガリ「うん、それはそうだけど……」 そして土蔵の中。 キテレツたちはついに、キテレツ斎に逢う。 コロ助「あっ!」 キテレツ斎「コロ助……!」 コロ助「そうナリ。ワガハイ、コロ助ナリ」 キテレツ斎「コロ助…… 私の図面、そのものだ!」 コロ助「はじめましてナリ!」 キテレツ斎は、亡き息子の姿をコロ助にだぶらせ、抱きしめる。 キテレツ斎「コロ助は、そなたが作ったのか?」 キテレツ「はい! キテレツ大百科を見て。今ここへ来たのも、航時機を使って来たんです」 キテレツ斎「航時機を作った? すると、そなたは未来から来たのか?」 キテレツ「はい、子孫の英一です!」 コロ助「みんな、キテレツって呼んでるナリ」 キテレツ斎「キテレツ? そうか、わしが書き残すことになるキテレツ大百科が、役に立ったわけじゃな!」 キテレツ「僕もキテレツ斎様にあやかって、発明家になりたいと思っています!」 キテレツ斎「そうか。発明は自分だけが頼りで、厳しい努力の積み重ねが必要だぞ」 お妙「あら? キテレツ斎様、さっきのお薬、まだお飲みになっていらっしゃらないのでは?」 キテレツ「病気なんですか?」 コロ助「本当ナリか?」 キテレツ斎「なぁに、大したことはない。コロ助とキテレツの顔を見たら、急に元気が出てきた!」 コロ助「ワガハイ、お父さんに逢ったような気がするナリ!」 お妙「それはそうよ」 キテレツ「えっ?」 コロ助「どういうことナリ?」 土蔵の外では、ようやくブタゴリラがやって来る。 みよ子「あっ、ブタゴリラくん!」 ブタゴリラ「あっ、みよちゃん!」 みよ子「無事だったのね?」 ブタゴリラ「あんな連中、簡単にまいてやったよ」 みよ子「キテレツくんとコロちゃん、キテレツ斎様に逢えたのよ!」 トンガリ「今、上にいるんだ」 ブタゴリラ「そりゃ良かった!」 しかし、大勢の役人たちがブタゴリラを追って来る。 トンガリ「全然まいてないじゃないの!」 ブタゴリラ「そうみたい…… やばい、逃げよう!」 土蔵の中のキテレツたちのもとにも、その騒ぎの声が響く。 トンガリ「わぁ~っ!? 助けて、キテレツ~っ!」 役人「者ども! よくも嘗めた真似をしてくれたな!」 お妙「捕方(とりかた)たちがやって来ています!」 キテレツ斎「戸を開けてやりなさい」 お妙「いいんですか!?」 キテレツ斎「友達を助けてあげるんだ」 お妙「……はい!」 キテレツ「コロ助、風呂敷包みの中だ!」 コロ助「あっ、そうだったナリ!」 役人「奴らをひっ捕らえて、キテレツ斎の居場所を吐かせるんだ!」 お妙が土蔵の扉を開け、みよ子たちを中へ招く。 お妙「皆さん、早く上へ!」 キテレツ「ブタゴリラ、『天狗の抜け穴』だ!」 ブタゴリラが入口で必死に、役人たちを食い止めている。 その間に、キテレツが、瞬間移動できる発明品・天狗の抜け穴で、壁面に抜け穴を作る。 キテレツ斎「そんな物まで作っていたのか! う…… ゴホ、ゴホッ!」 コロ助「早く行くナリ!」 キテレツ「ブタゴリラ、早く!」 キテレツ斎がお妙に助けられつつ、一同と共に抜け穴の中に消える。 役人たちが乗り込んで来るものの、抜け穴は元の壁に戻っており、キテレツたちの姿はない。 役人たち「小僧どもはどうした!?」「いえ、見当たりません」「さっき河原にあった箱が怪しいな……」 河原の航時機のもとに、キテレツたちが無事、逃げおおせる。 キテレツ「みんな、無事だったね!」 ブタゴリラ「危ないとこだったぜ」 キテレツ斎が、キテレツの作った航時機の出来栄えに見惚れる。 キテレツ斎「わしの図面より、はるかに良くできている!」 キテレツ「そんな……」 ブタゴリラ「へぇ、おじさんがキテレツの元祖か!」 トンガリ「先祖でしょ」 キテレツ斎「木手キテレツ斎と申す」 みよ子「はじめまして、野々花みよ子です」 ブタゴリラ「野菜の八百八の、熊田 薫で~す!」 トンガリ「僕、トンガリ」 ブタゴリラ「よく見ると妙子そっくりじゃんか!」 お妙は確かに、ブタゴリラの幼なじみの妙子そっくり。 コロ助「お妙ちゃんナリ」 キテレツ斎「お妙坊の父上は、わしをかくまってくれてるんだ」 ブタゴリラ「妙子に似てる人は、みんな偉いんだなぁ!」 トンガリ「勝手に決めつけないでよ!」 お妙「キテレツ斎様。いつまでもここにいると、お役人に……」 キテレツ「キテレツ斎様。この航時機や、天狗の抜け穴を役人に見せたら、発明というのは世間を騒がす物じゃないってことが、わかってもらえるんじゃないでしょうか?」 キテレツ斎「とんでもない。実物を見せたら、お前たちまで危険な目に遭うことになる。巻き添えにならんうちに、未来へ帰った方がいい」 キテレツ「でも……」 キテレツ斎「この時代には、私の発明も簡単には理解してもらえん。しかし、そのために他の人に迷惑をかけるようじゃ、人類の未来は開かれてこないんだ」 キテレツ「孤独で、厳しいんですね……」 ブタゴリラ「キテレツ大百科は貰えることになったのかよ、キテレツ?」 キテレツ「うぅん。僕は、キテレツ斎様に頼らず、自分の力で発明をしたいと、今、決心したんだ!」 コロ助「えぇっ!? じゃあ、もうキテレツ大百科はいらないナリか!?」 キテレツ斎「うぅっ! ゴホ、ゴホッ、ゴホッ!」 お妙「キテレツ斎様!?」 キテレツ「大丈夫ですか!?」 コロ助「ワガハイ…… あっ、役人の船が来たナリ!」 役人たちが船に乗って川を渡り、次第に近づいてくる。 キテレツ「キテレツ斎様! 早く、天狗の抜け穴へ!」 キテレツ斎「ゴホ、ゴホッ!」 お妙「しっかりしてください!」 キテレツ斎「わ、わしはもう、捕まってもいい…… 子孫にも、息子にも逢えたからな……」 コロ助「息子? ……ワガハイナリか!?」 お妙「そうなのよ。亡くなった息子さんそっくりに……」 役人「いたぞ! あそこだ!」 コロ助「あぁっ……」 お妙「キテレツ斎様、早く!」 キテレツ「逃げてください!」 コロ助「……キテレツ! ワガハイ、江戸時代に残って、キテレツ斎様と暮すナリ!」 キテレツ「コロ助!?」 みよ子「どういうことなの、コロちゃん!?」 コロ助「ワガハイ、江戸時代の方が似合うような気がするナリ。キテレツ斎様、一緒に逃げるナリ!」 キテレツ斎「あ、あぁ……」 コロ助「一緒に逃げるナリ、キテレツ斎様!」 キテレツ斎がコロ助とお妙に助けられ、天狗の抜け穴へ向かう。 トンガリ「ちょ、ちょっと待ってよ!」 みよ子「私たちと別れちゃって、いいの!?」 コロ助が振り返る。 目が潤んでいる。 コロ助「ワガハイ、いつもキテレツやみよちゃんや、トンガリやブタゴリラに可愛がってもらったナリ。今度は、ワガハイを発明してくれたキテレツ斎様を守っていきたいナリ!」 キテレツ「コロ助……!」 コロ助「こうすることが、ワガハイを作ってくれたキテレツへの、感謝の気持ちナリ!」 ブタゴリラ「キテレツ、何とか言ったらどうなんだよ!?」 キテレツ「……キテレツ斎様。未来の僕たちのためにも、早く逃げてください! コロ助、さよならは言わないからね」 コロ助「ワガハイも言わないナリ」 トンガリ「それじゃ、止めてないじゃないの!」 役人「あそこだ! 早くひっ捕らえろ!」 お妙「お役人たちがやって来ます!」 コロ助「キテレツ、行って来るナリ!」 コロ助がキテレツ斎たちとともに、天狗の抜け穴へ消える。 キテレツは潤んだ目で、しかし笑顔でそれを見送る。 役人「こら、キテレツ斎をどこへ隠した!?」 役人たちが河原に乗り込んで来る。 キテレツたちの乗った航時機が、空高く舞い上がる。 役人たち「あ──っ!?」「あ、あっ!?」 キテレツ「キテレツ斎様の発明は、人のために役立つことなんだ! そんな人を捕まえようなんて、許せない!」 役人「黙れ黙れぇ! キテレツ斎は妙な物を作って世の中を騒がす、不届き者であるぞ!」 キテレツ「わからず屋めぇ!」 キテレツが航時機を急降下させ、役人たちの頭上をかすめる。 役人「わ、わぁっ!?」 トンガリ「やるじゃん、キテレツ!」 役人「しゃらくさい、捕まえるまで! 地の果てまで追ってみせる!」 再びの航時機の急降下に煽られ、役人がひっくり返る。 ブタゴリラ「やった、やったぁ!」 江戸の町の上空を、航時機が舞う。 ブタゴリラ「江戸の町も、見納めかもしれねぇなぁ……」 そして航時機は時を超え、江戸時代を後にする。 みよ子「たくましく見えたわ、キテレツくん……」 キテレツ「えっ?」 トンガリ「考えてみれば、コロ助は江戸時代タイプかもしれないね」 ブタゴリラ「コロ助の話はするな! こんなことなら、もっといじめておけば良かったな……」 ブタゴリラは強がりを言うものの、目には涙が滲んでいる。 航時機が時を超え、一路、現代を目指す。 キテレツ「コロ助…… 今度逢うときは、キテレツ斎様に負けない発明品を持って行くからね。21世紀には、きっと!!」(*1) (終)
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キテレツと遊戯王
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偉大なるご先祖様、奇天烈斎の残した発明を記した書を駆使して世のため人のため闘うキテレツ?君が主人公の漫画。 しかし、カラクリロボコロ助は役立たず。 同じ江戸時代にはライバルゴーショングンが存在しており、コロ助vsゴーショングンと言う史実も残されている。 アニメファン夢の対決でもある。 原作は単行本2冊で完結しており名作と呼んでいいが、アニメはだらだらとくだらないオリジナルのエピソードを垂れ流し続けており、そのあまりの出来のひどさに藤子F不二雄は寿命を縮めてしまったのではないかと俺は思っている。
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これは説明不要やね?(よね??)子供のときの私はコロ助がいらないことしなければ問題にならないのにと半分キレながら見ていました。まぁ、問題にならないと番組的にまずいわけですが。今見返してみると万博の話がでたり、現実とリンクさせて作られた話もあったんやな。さらにわかったこととしてはトンガリ性格悪すぎっ!!好きなキャラクターは浪人し放題の勉三さん。 『ボディーだけレディー』 この曲忘れてて5年後くらいに見返したとき、『ボディーだけのレディー』に見えてしまいました‥。『体だけの女』??子供向け番組にしては過激な内容だな、と真剣に考えてしまいました・・。聞きなおしてみると相当懐かしいです。そうそう、手足が伸びるんですよ。ディスコでラジオ体操踊るんですよね。懐かしいけど間違いが恥ずかしい・・。 『夢見る時間』 タイトル見てもどんな曲か全然わからなかったけど、聞いてみると懐かしく感じた。どちらかと言うと映像のほうが印象的 『はじめてのチュウ』 この曲はキテレツの曲で有名な曲ベスト3に入る曲ですね。一度OPで使われた後、EDでも使っています。好評だったのでしょうねぇ。子供心ですが、見るだけで恥ずかしくなったものです。 『すいみん不足』 意外に知らない人(または忘れた人)が多いのでショックだったのですが、キテレツの中では一番好きな曲です。ダンスも踊れますしね‥。状況的にも自分に重なりますし。(いつも寝不足) 『』 『』 『』